2023年柚子収穫シーズン到来
今年も柚子の収穫時期がやって来ました。
今年は初めて自分で植えた柚子を収穫する年です。
2020年3月に柚子を定植してから早3年も経過しました。
どれだけの量を収穫できるのか楽しみです。
先日農協さんの柚子の目慣らし会に参加しました。こちらの写真はカラーリングという特殊な処理を施した柚子になります。

自分の柚子はカラーリングは行わず、まだ木に成ったままですが、少しずつ色付いて来ています。
今年は猛暑ばかりでしたが、台風が直撃することが無かったため良い柚子が収穫出来そうです。
新しい柚子畑
去年の春から始まった工事が遂に終わり、新しい畑が完成しました。
最近は雨が多くなって来たので、畑が乾く来週の後半ぐらいには植える準備を開始したいと思います。
現在の状態はこんな感じです。

ここに50本程度の柚子を植えていきます。
植え付けの前に、鶏糞、バーク、培養土、有機肥料、苦土石灰などを混ぜ込み土と馴染ませます。金額としては1本あたり800円ぐらいかかります。
経費としてはかなり高い方だと思います。農協の資料から計算すると1本あたり300円程度で植え付けているようです。これまでの経験から植え付けの時に失敗するとどんなに頑張っても取り返しがつかないことになります。
枯れた柚子を抜いて、またバークなどを投入して混ぜて、植えつけをするのは体力的にも時間的にもロスが大きいです。柚子の真下などは後からでは土壌改良が出来ないので、少し無理をしてでも踏ん張らないといけないところです。
建設会社さんが畑の周りに猿、ノウサギが来ないように柵を設置してくれるようです。邪魔にならないように早く植え付けないといけません。
春に向けて徐々に忙しくなって来ましたが、柚子がまた大きく成長してくれることを考えるとワクワクしてきます。
畑の周りの管理
今日は畑の周りの邪魔な木を切っていました。ちょうど日光を遮る位置に竹や雑草があるため柚子の成長が遅くなったり、去年は竹が倒れて来たりしました。
柚子畑の隣の竹が畑の中まで侵入してきます。
去年の春はこんなことになりました。

畑の中に竹の子がたくさん出ているのが分かると思います。全部で50〜100本ぐらいあったと思います。
これをスコップで掘り出していました。


体力が無くなった場合はノコギリで切っていました。もしそのままにしていくとこんな感じになります。

柚子の木が4m程度なので竹は6mほどだと思います。
このようなことにならないために周りの竹や雑草を綺麗にしました。
まだ切ったばかりで葉が青いですが、しばらくすると枯れてきます。
これで去年の二の舞にならずに済みそうです。
作業前(右側が柚子畑、左側が竹やぶ)

作業後

柚子栽培の冬の作業
本日は冬に柚子農家が何をしているのかを御紹介したいと思います。
柚子の収穫が10〜12月で終了するため、基本的には1〜2月は作業に追われること無くゆっくり出来ます。
絶対にやらないといけない作業としては①剪定、②植え替え準備、③新植準備、④土作りがあります。
剪定、土作りは理解するのに10年程度はかかるようです。今は日光が葉に当たるようにしたり、微生物が増えるように鶏糞を撒いたりしています。
植え替え準備の場合は枯れた柚子を引っこ抜いて、新しく植えるために穴を開けています。

こちらは成長が良く無かった柚子です。全体的に葉が黄色いのがお分かりいただけると思います。寒さによって葉が少し黄色くなることはありますが、ここまで黄色くなるのは何か異常がある時です。

根っこを確認すると真ん中や下の部分の皮が剥がれているのが分かると思います。本来は下の写真のように細い根がたくさん成長していなければなりません。畑が粘土質の為、水が溜まり過ぎたこと、さらに酸素が無く、根が呼吸出来なかったことが原因と考えられます。

柚子を抜いた後はこのように穴を掘って少し中の土を乾かせます。それからバークなどの土壌改良剤を混ぜて排水性を向上させます。
スコップで作業を進めていくのはあまり現実的ではありません。縦横1m、深さ60cm程度の穴ですが、大きな石がたくさんあるため1時間以上かかってしまいます。今年中にはユンボを買って効率的に作業が出来るようにしたいです。

それ以外にも必須ではありませんがやった方が良いこととしては①落ち葉集め、②獣害退治(鹿・猿・猪・ウサギ)、③機械のメンテナンス、④年間の計画作成、⑤柚子の木についたコケ取りなどがあります。
まだ獣害退治はほとんど出来ませんが、それ以外の自分に出来る作業はコツコツとやっています。これらを先に済ませておくと春になってからかなり楽になります。
地味な作業が本当は1番大切なのかもしれません。


定植から2年後の柚子の様子
久しぶりの更新となり、申し訳ございません。
これからは定期的に更新していこうと思います。
肝心の柚子の栽培ですが、肥料のやり過ぎで葉が枯れてしまったり、農薬が効かなくて何度もやり直したり、排水性が悪くて柚子が枯れてしまったり、台風で倒れたりと様々な経験をさせてもらいました。
草刈りの時に20匹以上のアブに囲まれたり、マムシが畑にいたり、野ウサギに柚子の枝を噛まれたりすることもありました。他の柚子園では猿に枝を折られたり、鹿に柚子の木の皮を食べられたりもします。私の畑ではまだそこまでの被害はないですが、なんとか退治しないといけません。
色々と苦労話をしてしまいましたが、私の柚子はこんな感じです。

去年の7月に草刈りをした後の様子です。
ここの畑では柚子が枯れた時にすぐにまた植えれるように狭い間隔で一時的に栽培しています。来月にはまた新しい畑に定植する予定です。

こちらは去年の年末に畑を見回りしていた時の様子です。とても寒い日で雪がちらついていましたが、幻想的な景色でした。春に元気に成長してもらうために今のうちから土作りをしたり、植え替えの準備をしたり、排水性を上げたり、柚子のためになることを考えて準備しています。

この柚子玉は私が借りている畑の柚子に成ったものです。
成木の柚子園を借りて1人で管理するのは去年が初めてでした。
傷が少なく、虫や病気にやられていない柚子を作るのはかなり大変でした。写真のような比較的綺麗な柚子は全ての玉のうち、3〜5%程度しか無かったと思います。
上の2枚の小さい苗木にも去年から柚子は成りましたが数が少なすぎて出荷は出来ませんでした。今年1年間で大きく育てて2024年の秋に出荷出来るように育てていきます。
早く借りている畑のように4mぐらいになって欲しいです。今は大きくても2m程度なのでまだまだです。

柚子の定植完了

つい先日やっと柚子の苗木の定植が完了しました。
去年から始まった工事の最初はこのような感じでした。

こんなに巨大な岩がゴロゴロしており、農業を始めるような環境ではありませんでした。

少しずつ岩を破壊してくれたり、トラックで運んでくれたりしたおかげでこのように無事に柚子の苗木を植えることが出来ました。

分かりにくいかもしれませんが、黒い丸の中にあるのが柚子の苗木です。周りの黒い物はバークという木の皮です。
雨の日に撮影したのもありますが、かなりの粘土質の為、水捌けが悪いです。排水性が悪いと柚子の根っこが腐ってしまうそうなので、これから少しずつ土壌を改良していきたいと思います。
柚子が無事に梅雨を乗り切れるように頑張ります!!
偶然出会った青年
またまた久しぶりの更新になってしまいましたが、ちゃんと仕事はしております。
まだ柚子のことが全然わかりませんが、毎日柚子に会いに行って様子を観察しております。
徐々に暖かくなっているので虫が多くなってきました。
ウグイスもよく鳴いており、風情を感じています。他の仕事ではこんな気持ちになることは少ないかもしれませんね。これも農業の魅力の一つです。
そんな毎日を過ごしておりますが、先日帰っている途中で変わった青年に出会いました。
なんと鳴門から出発して四国を一周している一輪車の青年に出会いました。
一緒に写真を撮るのを忘れていたのが残念でしたが、なかなか面白い出会いでした。
峠越えでかなり疲れていたので私の家に泊めました。
人を迎え入れる体制ではなかったですが、少しはリラックスしてもらえたのではないかなと思います。
彼のツイッターはこちら。
https://twitter.com/kitooo_unicycle
写真で見るよりも実際に見た方が好青年に見えました。
今頃は高知県の四万十の近くにいるはずです。
なんとか怪我無く、事故に巻き込まれること無く四国一周して欲しいと思います。
なんかお母さんのような気持ちで見守っています。
いつか柚子が出来たら、彼にも届けたいなと思います。
人と違うことをしている人を見ると刺激になりますね。
来月は頑張って苗を植えようと思います。
本日の柚子畑
この写真は柚子畑から空を見上げた時の写真ですが、今日の空は変わった雲をしていました。一日一日様子が違うので、空の表情を眺めるのも楽しいものですね。
さて1月に入ってから柚子の剪定が私のメインの仕事です。
まだまだ終わっていませんが、それでも毎日やっていると枝が増えてきます。
今日は初めて枝を処理するウッドチッパーというものを使わせてもらいました。
師匠の機械ですが、たしかこんな感じの機械でした。型番は違うかもしれません。

左の大きな三角形みたいなところに枝を突っ込むと、黄色いところから砕かれた枝や葉っぱが出てきます。シュレッダーみたいなものです。
これだけで100万円ぐらいします。大変便利な機械ですが、なかなか高価です。
これを利用すると、こんな感じの枝がこうなります。
ちょっと触ってみましたが、柚子のトゲがかなり細かく砕かれていたので足の裏に刺さることは滅多にないでしょう。
新しく機械を使って、少しだけレベルアップしました。
また先日柚子の体験にいらっしゃった米永様よりお土産を頂きました。
米永様、有難うございます。
1つ1つ袋に入って高級感が溢れていました。美味しく頂きました。また是非いらして下さい。
ゆず畑から見える景色
先週は全国的に梅雨みたいな天気が続いていましたね。
私が住んでいる場所でも天気が悪い日が多かったです。
農家さんになるには天気を読めるようにならないといけないので、どこから雲が来たら雨が降るのか観察している毎日です。
私が仕事をしている場所には写真のような風景が広がっています。
雲と霧の区別がつかないような幻想的な世界です。
こんな風景を見ていたら仕事も頑張れますよね。
まだ不安定な天気が続きそうですが、毎日ゆずを観察して勉強したいと思います。
雨でも台風でも氷が張るほどの寒さの中でもじっと耐えている柚子の木は美しいです。
ゆずの病気 幹腐病(みきぐされびょう)
私がゆずを研修している場所は標高が高く、湿度も高いため、ゆずが徐々に枯れてしまいます。地面に近い場所だけでなく、1m以上の高い枝でも腐っているものがあります。
この症状は幹腐病というものですが、場所によっては発生していない所もあります。
よく観察して自分が借りたり、購入したりする畑を決めなければいけません。
近所の方と知り合いになるだけでなく、自分の足と目で確かめることが大切ですね。
今日は近くで猿が鳴いていました。群れで行動することもありますが、今日は偶然1匹だけだったようです。
作業している時にラジオでも流せば猿も近寄らなくなるかもしれませんね。色々対策を考えたいと思います。
柚子の収穫後の作業
ゆずの収穫は10月末頃から12月末までの期間でした。
こんなにたくさん成っていたゆずも今は下のような感じで、ちょっと寂しくなってしまいました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、真ん中の緑の部分がゆずです。
黄色い葉の所に1つゆずがありますね。
人によって違いはあると思いますが、私は今月は剪定作業を行っています。
こんな枝をとって、下の写真のようにバッチレートという農薬を塗るのが剪定時の作業になります。
なかなか作業ははかどりませんが、ゆずを間近で見れるのは嬉しいですね。
どこを切ればいいのかまだ理解できていませんが、徐々にゆずの木と会話できたらいいなと思います。
ゆず畑ピンチ
天気が良い日はほとんど毎日柚子を収穫していますが、先日はとても寒く霜が降りていました。
もう12月なので寒いのは当然ですが、それにしてもビックリしました。朝の8時ぐらいでこの様子だったので、夜はもっと寒かったでしょう。
あまりにも寒いと柚子が凍ってしまいダメになってしまうそうです。せっかく実ってくれたので、最後まで収穫してあげたいと思います。
今週中にはこの寒い畑を終われるようにしたいです。
別の畑では猿による柚子の被害が拡大しております。
他の人の畑ですが、それでもこんなのを見るとイライラしますね。
作業スピードを上げて猿から柚子を守りたいと思います。


