柚子で新規就農を目指す

実家が農家なわけでも、農業関係の仕事に従事していたわけでもない素人がゼロから農業の知識を習得し、柚子で新規就農を目指すブログです。

よつぼしイチゴの花芽

よつぼしイチゴの花芽

よつぼしイチゴの花芽

 2018年10月8日にプランターに定植したよつぼしイチゴに花芽が付きました。真ん中の白い小さな丸が花です。この花が真っ赤なイチゴになっていきます。

 

 ちなみに葉っぱに白い点々がありますが、これは病気では無く、農薬を散布した後に乾いたらこんな感じになりました。新しい農薬は汚れが少ないのもあるので、イチゴの観光農園を行うのであればそちらも検討しなければいけません。消費者に栽培の様子を見せなければ、このままでも問題無いかもしれません。もちろん最終目標は農薬を使わないことですが、、、

 

 11月12日に花芽が付いたのを観測したので、約1ヶ月というところです。室内に気温計と湿度計を設置しており、それによると、よつぼしイチゴのランナーが発生するのは気温が17度前後になった時であり、花芽が付くのは15度前後になった時のようです。

 

 常に気温を一定に保っているわけではないので、この15度〜17度の間では花芽もランナーもどちらも発生します。当然どちらも発生しないイチゴの苗もありました。そのような苗はおそらくledの光が足りないのだと思われます。

 

 よつぼしイチゴはランナーの発生が少ないと言われており、私のこの環境ではランナーが発生する確率は20%でした。日光に当てた方が成長が旺盛だと思われるので、もう少し確率は向上すると思います。それでも、章姫のように同時にたくさんのランナーが発生することは無く、1つの株から1つのランナーしか発生しませんでした。

 

 北海道は冬の寒さが厳しいため、この15度〜17度の気温を保ちながら、日照時間を確保することが難しいです。そのため、基本的には冬は何もせず雪の下に埋もれさせるか、そのまま露地に放置します。イチゴは寒さに強いため、北海道の寒さにも耐えてくれます。ちなみにハウスで暖房を行い、イチゴの栽培を行った人もいますが、採算は取れなかったようです。近年は灯油や重油の価格が上昇しているので、北海道では冬にイチゴを収穫するのは止めたほうがいいでしょう。

 

 本州であれば、この気温と日照時間を確保することが北海道よりは容易なため、クリスマスのケーキ需要のため、暖房を使ったり、電照栽培を行ったりしています。イチゴの販売単価が最も高くなる時なので、イチゴ農家にとっては稼ぎ時ですね。

 

 ちなみに12月のイチゴの平均単価は2000円前後と高値で安定しています。ちなみにキュウリは300円〜400円です。キュウリの方が収穫はしやすいので、どちらが良いかは人それぞれですが、個人的には栽培していて楽しいのはイチゴの方です。美味しいイチゴになるか楽しみです。