タキイネット友の会に入会しました。 - 柚子で新規就農を目指す

　家庭菜園やガーデニングが好きな方は何と言っても種や苗の購入先で悩まれると思います。日本で大手の種苗店と言えば、タキイ種苗が運営するタキイネットとサカタのタネが運営するオンラインショップがあります。

　どちらも独自の品種を開発し、栽培されており、正直素人の私ではどちらが良いのか分かりませんが、ホームページの見やすさから私はタキイネットを利用しています。無料会員でも注文は出来るのですが、イチゴの苗を購入する際に有料の会員制度である【友の会】に入会しました。

　今回はその有料会員のメリットについて説明したいと思います。

　まず嬉しいのが購入金額の値引きです。これは基本的にどのような商品でも常に自動的に10％割引されます。年間に２万4千円以上購入されるのであれば、それだけで元が取れる計算です。種や苗が安くても、それだけでは植物を育てることは出来ません。土を購入したり、肥料を購入したり、プランターを購入したり、小さな温室を購入するかもしれません。そのようなものを買い揃えるとすぐにそれぐらいの金額になってしまいます。

　資材が揃っている家庭菜園プロの方や日当たりの良い庭をお持ちの方は必要ないかもしれませんが、そうでない場合は素直に入会し、割引を受けるのがお得です。

　そんなに高額な商品を購入しない方で、少額のものを何度も購入される方でも入会のメリットはあります。それは送料が無料になることです。種は安いものでは200円程度ありますが、送料として別に200円かかってしまいます。400円で種を購入したと考えれば良いのですが、商品代金と同じ送料を支払うのはあまりいい気分はしませんよね。アマゾンのプライム会員みたいなものと考えて入会しておくのが良いでしょう。個人的にはこちらのサービスはかなりありがたいと感じています。常に商品が本社の京都から配送されるわけではないと思いますが、北海道、沖縄、鹿児島などの都道府県の方にとっては特にありがたいサービスではないでしょうか。

　注意するべき点としては、友の会に入会したからといってアマゾンのように配達速度が上がるわけではないということです。特典のところにも配送が早くなるとは記載されていません。余裕を持って注文しましょう。

　普段の生活をしていると企業の宣伝などでチラシやパンフレットが届くことがあると思います。そういったものは正直そのままゴミに捨ててしまいますが、やはり自分が興味のあるものだと手に取って読んでしまいます。タキイ種苗の思うがままですねw

　毎月届きますが、正直内容が先月号と被っていることもあります。その理由が時間が無いからなのか、それとも季節が1月しか変わらないため、同じ内容を載せ、今月から会員になった人にも知らせようとしているのかは分かりません。それでも90％ぐらいは別の内容が記載されています。自分が住んでいる地域以外の人がどのように栽培しているのか、また栽培のコツなどを伝授してくれるのはありがたいです。

　インターネットやメールでも情報は手に入りますが、やはり紙の情報も必要だなと思います。これが本屋で売っているのであれば、私は購入しないと思いますが、私のような人間にも強制的に読ませるほど魅力のある雑誌になっています。

　毎月届く情報誌の他に6月と12月に分厚いカタログが届きます。2018年12月に届いた最新のカタログは2019年春号となっています。330ページもありました。私も全ての作物に興味があるわけでは無いですが、自分の知らない植物と出会うのは嬉しいです。また何か注文しようという気になります。

　私は2018年6月頃に友の会に入会したので、まだこの植物園での特典は受けていません。しかし、調べてみると対象の植物園は全国に散らばっているようです。強いて言えば、タキイ種苗のある京都や関西圏に対象の植物園が多いです。割引はオマケ程度ですが、それでも家族や友人と参加すれば結構な金額になります。

　実際に栽培する段階で役に立つのがこの特典です。ネットにも情報が載っていますが、意外と写真が無く、病気の特定や対策が出来ないことがあります。適宜こちらのページを確認することで知識を増やすことが出来ます。珍しい野菜では全てをカバーしていませんが、大根やカボチャ、人参、レタス、キャベツなど基本的な野菜は詳細な説明があります。