柚子で新規就農を目指す

実家が農家なわけでも、農業関係の仕事に従事していたわけでもない素人がゼロから農業の知識を習得し、柚子で新規就農を目指すブログです。

北海道におけるスイカとイチゴの価格調査

スイカの値段

イカの値段

 

 

スイカの価格

イカの価格

 

 2018年7月上旬に地元のスーパーにて農産物の価格調査を行いました。師匠のところで作っている作物にやはり目がいってしまいます。メロンは500円とか1000円ぐらいで販売されていました。

 

 スイカはメロンよりも高く、2000円や1500円程度の価格でした。スイカの方が高い理由はメロンよりも大きい、またメロンよりも栽培するのが難しいことが挙げられます。まだメロンを栽培したことのない私が言うのもおかしいですが、メロンは外見から収穫時期を見極めることができます。また科学的にメロンの方が太陽よりも日光を必要としていません。つまり天候不良でもまだメロンの方が栽培しやすいということになります。

 

 実際に農家さんに『難しい作物は何ですか?』と質問すると全員がスイカと答えました。メロンは最高級のものを作るのは難しいらしいですが、平均的なものであれば作れるそうです。スイカは平均的なものを作るのさえ難しいようです。最近は種がないスイカもありますが、あのスイカは着果性が極端に悪いようです。ある農家さんでは今年9割以上、スイカが成らなかったそうです。作物選びと品種選びは重要ですね。

 

 

 

イチゴの値段

イチゴの値段

 またイチゴの値段も調べてみました。北海道のイチゴは露地栽培では5月〜6月が旬です。冬にも暖房を行えば栽培は可能ですが、暖房費をカバーしつつ、利益を生み出すことは難しいようです。

 

 やはり初期投資を抑え、露地栽培で行い、冬は雪の下に埋もれさせて、春に収穫するのが現実的です。イチゴは5°以下の低温にすることで暖かくなった時に急速に成長し、花芽を付ける特性があります。イチゴの品種によって低温に当てるトータルの時間が異なります。自分にあった品種を見つけていきたいですね。

 

 7月はすでに北海道におけるイチゴの旬を過ぎているため、1粒100円もします。生産者としては嬉しい限りですが、消費者としては高いなと感じてしまいます。調べてみると、東京では1つ500円〜700円もするそうです。

 

 買って味にしとけばよかった〜。来年こそは食べてみます。